GUNZ亭

酒は1日2合まで

脇毛の左2

つづきです。
 
ガススタで無くなりそうな燃料を入れひたすら6号を北上。
 
この時代ね、あまり24h営業のガススタ少ないのよ。。。まっ23年前だから。。
 
この時の格好はと言うと、Wライダース+皮パン(バンクセンサー付き)にパイロットメット(MAC-1)
 
で、バイクはフリーウェイwww で、荷物満載ww かなり浮いてたと思う。。。。
 
途中昼すぎ腹がへったので通り沿いのセブンイレブンで飯、あまり寝てないので眠くなり荷物を背もたれに
 
ハンドルの上に足を伸ばし昼寝です。。
 
約2時間ほどでしょうか、よく寝れましたw よく落ちなかったと思った; 入り口のまん前だったので
 
かなりヒンシュクだったと。。。。
 
そのまま仙台まで一気に走り給油。
 
寝床探しするが・・・案外都会だったので(すみません;;)焦る; どこで寝る??・・・
 
結局、ゴダイドウ?近くの海ッペリの公園にしました、あたりはもう暗かった;;
 
とりあえずテント設営、そんでカップラーメンとおにぎりで晩御飯。
 
もちろん辺りは真っ暗で誰も居ない・・・とりあえずラジオ付けて食後のビール。
 
何だかんだで午後10時すぎだったかな? 人が歩いてくる???? 人か???
 
ランタン越しに見えたのは若い(10代後半)にいちゃんだった。
 
『電車乗り過ごして帰れないので一緒にいいですか?』と言うことで一緒に酒を飲む事にしました。
 
東京の大学に行ってるらしく里帰りしてきたらしいとの事、話が弾み酒が切れそうだったので買いに行く
 
事にした、無論!突っ込み無しで;;; 
 
更に夜が更けて行くともう一人にいちゃんがやって来た、『仲間に入れてください~』とね
 
時間ははっきりと覚えてないが深夜過ぎてたかな。
 
それから話に花が咲いて、怪談話になる。
 
そう、そばにある『ゴダイドウ』漢字忘れた; は100パーセント出る!との事!
 
おぉおぃ目の前だよと思いつつ話を聞く、そんで行ってみようか!となるが・・・やめておいた。。。
 
怖いしね;
 
何時まで呑んだか覚えてはないが起きると二人とも居なかった。
 
時刻は夕方の6時。。。。。 ほんとアホですね;; 一日無駄にしました。
 
 
今、思い返すと本当に人?だったのか??と思う、だってお盆真っ只中で駅からも凄い離れてるし
 
でも何事も無かったのでよしとします。
 
 
本編に戻り、辺りはすっかり夕暮れで雨もポツポツと降ってきた、とりあえずテントたたんで出発
 
まだ酒が残ってるのと汗で気持ち悪いがとりあえず当ても無く走る。
 
途中小さなラドン温泉を見つけて風呂に入る、ほぼ銭湯といっていい様な所でした。
 
だがさっぱりして気持ちがイイ、迷わず売ってたスーパードライを1本頂くwww
 
まったりした後ライダースに皮パンはいてとりあえず又走る。
 
その後の恐怖もしらずに。。。。
 
蔵王の山越え! 走ってる途中霧がどんどん凄くなってどうしようかと思ったけど走る事にした
 
寝起きで眠くないしねw だがその内霧が凄く最初に平行感覚が奪われ次に上下感覚まで解らなくなってきまし
 
た、前は1m先も見えず足元もやっと見えるくらい、戻るに戻れず左側の白線を頼りにトロトロ走ります。
 
強く意識してないと転びそうです、実際何度か転びそうになったけどね。
 
雲の中と言う表現が一番近いかな、ライトで見えるところは白くあとは真っ暗。
 
こんな体験未だに無いですね。
 
何とか恐怖の山越えが終わりやっとこさまともに走れるようになると、遠くで花火が上がってる。
 
そのまま花火の方向へ進むと町の花火大会でした。
 
先ほどの恐怖が吹っ飛ぶぐらい綺麗で和みます。
 
花火大会が終わって又走ります、ちょっと走ると人気が・・・ゼロ・・・家の明かりも無い;
 
怖くて止まれない、そんな時は歌を歌いながら走りますw 誰も聞いてないからwww
 
ガソリンが切れそうな頃、町に入りました、夜中越えてます。
 
安堵でどっと疲れ眠くなり寝床を探しますがそれらしい所は無い;;
 
深夜の誰も居ない町を走り、歩道だけにアケードにあるバス停の裏(ほんの少しスペースがある)
 
にバイクを押し込みテントたてて寝袋を枕に寝ました。
 
朝、バスを待ってるおばちゃん達の声で目が覚め、居なくなった後テントから出て出発の支度をし出発
 
どこで寝たのかも解らぬまま日本海側へ向かいます。
 
大分記憶が飛んでますが、日本海側から新潟に向かって走ったのは覚えてます。
 
夕方、新潟に着き丁度雨が降ってきました、新潟駅で雨宿りしながら寝るところを考えますが
 
手持ち2000円ぐらいしかなく悩みましたが時間も遅くなりとりあえず濡れない歩道をバイク押しながら
 
寝れるところを探します。。。
 
無い!
 
困った!
 
走るにしてもカッパが無い; 銀行も開いてない;
 
そんなこんなしてると寝れそうな所発見!
 
わき道それたデカイ建物の下、スペースは4畳ぐらいで玉砂利がごろごろしてる丁度オーバーハング
 
なってるところで高さ2mぐらい、公園とつながっててその先に飲み屋街のネオンが見えます。
 
ヤバイナーと思ったけど他に選択は出来ずバイクも濡れないし・・・テントたてます。
 
晩飯は残ってた赤いきつねです、空き腹にしみます。
 
酔っ払いが来ませんように願いながら就寝、玉砂利がゴツゴツして何度か起きましたけど寝れました。
 
翌朝、雨は止みよい天気、9時になり銀行で金卸してガソリン満タンにし高速でひたすら東京目指します
 
練馬インターおりたのは午後だったかな、、、
 
 
 
あれから23年、早いね。
 
今度はもう少しましなソロキャンプ出来ればと思います。
 
PS
その時使ってたテントと寝袋は未だ現役で使ってますwww
 
よっぱらいながら更新なので;;